ネット広告でアクセス数を増やして売上・問い合わせを増やす方法
目次
ホームページからの売上・問い合わせを増やすには?
ホームページからの来店、資料請求、問合わせ、見積もり依頼を増やすにはどうすればいいか。
【答え】
アクセス数を増やせばいい。
まあ。そりゃそうですよね。
ラーメン屋の来店客が2倍になれば売上も2倍にるように、ホームページのアクセス数が2倍になれば売上も2倍になります。
もちろん、アクセスの質とかページの成約率とかも影響するので、単純に2倍になるということはないのですが、複雑に考えても仕方がないのでここでは無視しましょう。
アクセスが増えれば、売上も増える。
反論ないですよね?(ごり押し)
ホームページのアクセスを増やす2つの方法
では、アクセスを増やすにはどうすればいいか。
ホームページのアクセス数を増やす方法は、たった二つしかありません。
1.検索エンジンから無料で集める
2.お金を払って広告で集める
この二つだけです。
他にも、フェイスブックやツイッターで広まるとか、友達同士に紹介してくれるといったケースもありますが、全体で見れば1%にも満たないし、コントロールできるアクセスではないので無視します。
検索エンジンはサイコー
まずは、検索エンジンからのアクセスについて。
検索エンジンから訪問してくる人は、購入意欲が高いのが普通です。
なぜなら、ネットで検索する人の大半は、何かに困っていて問題解決の方法を探している人です。
なので、検索した結果、自分の問題を解決をしてくれる商品があれば、その場で購入する可能性が高いというわけです。
例を出しましょう。
「水漏れ 業者 船橋」と検索する人がいたとします。
普通に考えれば、この人は今まさに水漏れで困っていて、大至急直してくれる業者を探している人です。
「水漏れ」と検索しながら、ラーメン屋を探しているわけではありません。
だから、検索で水道工事業者のホームページを見つければ、すぐに問い合わせをしてくれます。
このように、今まさに購入したい人を、無料で連れてきてくれるのですから、検索エンジンはとてもサイコーの集客手段です。
あまりにも素晴らしいので、「これだけで十分じゃないか」「わざわざお金を払って広告を出す必要なんかない」。
そう思ってしまう社長が沢山います。
これが、間違いです。
検索エンジンに頼ってはいけない理由
検索エンジンは最高のツールですが、次のような問題も抱えています。
(1)アクセスが安定しない
検索エンジンからのアクセスは安定しません。
グーグルのちょっとした気まぐれで、検索順位が変動し、アクセス数も上下します。
これが最大・最悪のデメリットです。
アクセスの全てを検索エンジンに頼っていると、もし検索順位が大幅に下落したとき、売上がゼロになってしまうこともあり得ます。
実際、グーグルの検索結果に表示されなくなって倒産する企業は、後を絶ちません。
欧米では、そうして倒産した企業がグーグルを訴えたというケースもありますが、当然のようにグーグルの勝訴です。
(2)狙ったキーワードで上位表示できない
特定のキーワードで検索したときに、検索結果の上位に表示させるテクニックを検索エンジン対策(SEO…search engine optimization)なんて言います。
例えば、新宿駅のすぐ近くにある整骨院だったら、「新宿 整骨院」と検索したときに、検索結果の上のほうに表示させたいので、検索エンジン対策をするわけです。
しかし、SEO対策は、狙ったキーワードで必ず上位表示できるという魔法のテクニックではありません。
例えば、新宿駅近くの整骨院なら、「渋谷 整骨院」というキーワードで検索したときも上位に表示したいはずです。
しかし、新宿の整骨院が、「渋谷 整骨院」というキーワードで検索結果の上位に表示するのは、どんなSEOテクニックを使っても、断言しますが不可能です。
なぜなら、「渋谷 整骨院」と検索する人に、新宿周辺の整骨院を見せるのは、論理的におかしいからです。
(3)待つことしかできない。
アクセスを検索エンジンだけに頼るということは、誰かが検索してくれるのをじっと待っているということです。
ある程度、一般的な商品やサービスを販売してるのならそれでもいいでしょう。
しかし、マニアックな商品や、BtoB取引を望んでいるのなら、誰も検索してくれないということもあります。
これは、猫しかいない路地裏に店を出して、誰かが通りかかるのをじっと待って商売をするようなものです。
(4)客を選べない
検索エンジンは、誰でも使うことができます。
逆に言えば、あなたの商品に関係ない人も、あなたのホームページを閲覧するということです。
千葉県の柏駅から半径5キロをターゲットに営業しているネイルサロンなのに、北海道に住む45歳の男性サラリーマンがホームページを見てくれても、何の意味もありません。
検索エンジンからのアクセスにはこのような問題がつきまとうので、アクセスの全てを検索エンジンに頼っていると、大変なことになってしまいます。
ではどうすればいいのか。
そもそも、無料のサービスに頼っているから、いろいろな問題を抱えるわけです。
きちんとお金を払うことで、これらの問題はほとんど解決できます。
つまり、アクセスを集めるもう一つの方法、「オンライン広告」です。
検索エンジンの問題はオンライン広告で解決できる
いったん整理しますが、検索エンジンのアクセスには、次のような問題があると言いました。
(1)アクセスが安定しない、(2)狙ったキーワードで上位表示できない、(3)待つことしかできない、(4)客を選べない。
これらの問題は、オンライン広告を利用することで解決できます。
(1)アクセスが安定する
オンライン広告は、お金を支払ってアクセスを集めます。
言い換えれば、お金を支払っている限り、安定したアクセスが約束されるということです。
アクセスが安定すれば、将来の計画も立てやすくなります。
また、一晩寝たらアクセスがゼロになってビジネスが崩壊した、なんていう恐怖もなくなります。
(2)狙ったキーワードで上位表示できる
千葉駅近くの整骨院は、SEO対策を行っても「船橋 整骨院」で上位表示することは不可能だと言いましたが、検索広告ならば可能です。
「船橋 整骨院」 「市川 整骨院」「千葉駅 整体」「千葉駅 腰痛改善」など、好きなキーワードを選んで、その検索結果に広告を表示させることが可能です。
余談ですが、検索エンジンの上位表示をするためにSEO業者にお金を支払う方がいますが、そんな回りくどいことをしなくても、広告を使えば同じことができます。
よくわからないSEO業者にお金を払うより、グーグルにお金を払ったほうがよっぽどマシです。
(3)攻めることができる
検索エンジンからのアクセスは、じっと待つしかできませんが、オンライン広告ならこちらから積極的にアプローチすることができます。
例えば、youtubeでゴルフの動画を見ている人にゴルフショップの動画CMを見せたり、ラーメンのブログを見ている人にラーメン屋の新規開店広告を見せることもできます。
(4)ターゲットを選べる
オンライン広告は、ターゲットを明確に絞り込むことが可能です
場所、曜日、時間、デバイス、年齢、性別、子供の有無、最近の興味関心など。
あなたの理想の顧客だけに絞り込んで、アクセスを集めることができるというわけです。
まとめ
もしホームページのアクセスを検索エンジンに頼っているとしたら、最初は少額でいいので、お金を支払ってオンライン広告を利用することをお勧めします。
広告が上手く回り始めれば、お金をかければかけるほど成長する、という好循環が生まれます。
[関連ページ]
→店舗・地域ビジネスに集客するオンライン広告の使い方