集客ホームページを作るには、いきなりデザインを作り始めるのではなく、
まずは戦略を練りプランを立てることが必要です。
クロスラインでは、この戦略作りに十分な時間をかけます。
1.ヒアリング
まずは、詳しくお話を聞かせて下さい。
対前提として共有しておきたい情報は以下のようなことがあります。
ご商売の内容、求める成果と数値、ライバルの存在、ターゲット設定、ポジショニング設定、強みと弱みについて、、、。
などです。
もちろん現時点で答えられなくても大丈夫です。
上記のようなことを一緒に探していくのが私たちの仕事です。
2.リサーチあなたの業界・商品の背景情報を調べます
ホームページを作る前に、リサーチをして、できる限り多くの情報を集めます。
リサーチには、大きく分けて、
(1)商品リサーチ、
(2)顧客リサーチ、
(3)マーケットリサーチの3つがあります。
商品リサーチ
あなたの商品・サービスについて調べることが、商品リサーチです。
あなたは、ご自身で売っている商品が何かを十分に理解していると思いますが、私はゼロから知ることになります。
あなたの商品はどんな特徴があるのか。どこが優れているのか。ライバル会社と何が違うのか。
こうしたことをきちんと知らなくては、お客さんの感情に響くホームページを作ることができません。
なお、灯台下暗しという言葉があるように、長年取り扱っているあなただからこそ、気付いていない魅力が商品リサーチによってみつかることもよくあります。
それを探し出すのも、商品リサーチの目的です。
マーケットリサーチ
あなたの直接競合となるライバル会社や、間接競合となる会社・商品について調べるのがマーケット・リサーチです。
マーケットリサーチでは、あなたの業界のトレンドや、業界で上手くいっている施策、ライバル会社のホームページ、間接競合などを調べます。
マーケットリサーチをすることで、他社と比べられたときに、
印象に残りやすく選ばれやすいホームページを作ることができます。
それが、将来的に価格競争に巻き込まれない重要なポイントです。
顧客リサーチ
あなたのお客さんについて調べるのが顧客リサーチです。
顧客リサーチは、
「デモグラフィック」と
「サイコグラフィック」の両面から調べます。
デモグラフィックとは、お客さんの年齢、性別、住んでいる地域、年収など、人口統計的なアプローチです。
サイコグラフィックとは、お客さんのライフスタイル、信念、価値観、悩みといった心理的な要素へのアプローチです。
デモとサイコの両面をリサーチすることで、お客さんの感情を動かし行動を促す言葉、デザインを見つけることが出来ます。
3.強みをみつける他社と比較されたときに負けない独自性を探します
お客さんからしつこく値引きの交渉をされたり、せっかく見積もりを作ったのにライバル会社にとられてしまうことはないでしょうか。
もしそういうことが頻繁にあるならば、他社との違いがお客さんに伝わっていないことがほとんどです。
今の時代はホームページはあって当たり前。
お客さんは、多数のホームページを見て比較しています。
その中から選ばれるためには、他の会社にはない特徴、独自の強みが必要です。
もし強みがなく、他の会社と似たようなことしか言わないホームページだったら、お客さんは比較する材料がありません。
比較することがなければ、比較できるところ、つまり金額だけで選んでしまいます。
そんな終わりのない価格競争に陥らないよう、あなたの会社の強みを見つけ出します。
「強み」といっても、「日本一」とか「時代の最先端」といった、ズバ抜けたものである必要はありません。
周りのライバル会社よりも、ちょっとだけ優れたものがあればいいのです。
そして、それは作り出すものではなく、ほとんどの場合既に持っているものです。
それを一緒に探しましょう。
4.集客ファネル集客の全体図とHPの役割を決める
一部のネットショップ以外のビジネスでは、ホームページだけで集客から決済まで完了することはありません。
ほとんどの場合、ホームページはセールスの全体図の中の一部の役割担うだけにとどまります。
たとえば、 建設関係のビジネスの場合、ホームページは見込み客を集めて自社のサービスを説明し、問い合わせをもらうまでが役割です。
そのあとに、打ち合わせ、現地調査、見積もりの提出、値段交渉などはお客様と営業マンが直接やりとりをすることになります。
だから、ホームページを作るときは、その役割を明確にして、前後をスムーズに繋げる仕組みが必要です。