ホームページからの問い合せを増やす方法
このページでは、ホームページからの電話問い合わせ、メール問い合わせ、資料請求、見積もりの依頼などを増やすための方法について解説します。
主に次のようなビジネスのホームページ活用を想定しています。
ホームページからの売上・問い合わせを増やすには?
HPの問合せ数は、次の簡単な計算式で表すことができます。
この式を見れば、ホームページからの売上・問い合わせを増やす方法は二つしかないことが分かります。
すなわち、
(1)アクセスを増やす
(2)成約率を高める
このどちらかです。
順に説明しましょう。
1.アクセス数を増やす
アクセス数が増えれば問い合わせが増える。これは直感的に理解しやすいと思います。
ただし、ラーメン屋なら来店客が2倍になれば売上も2倍になりますが、HPはアクセス数が2倍になっても売上は2倍にならないことがよくあります。
なぜなら、アクセス数が増えれば増えるほど、提供したい商品とは関係ない人の割合が増えてくるからです。
だから、アクセス数を増やすときは、その「質」に目を向けるべきです。
関係ない人をどれだけ集めても、商品の販売、問い合わせ増にはつながりません。
2.成約率を増やす
成約率とは、訪問者数に対して問合せをしてくれる人の割合のことです。
過去のデータから、100アクセスに1回の割合で問い合わせが入るページなら、成約率は1%ということです。
成約率は、ホームページの質によって左右されます。
ホームページの質が上がり、成約率が2倍になれば、問い合わせの数は2倍になります。
成約率が高いほど、ホームページが優秀な営業マンとして働いているといわけです。。
余談ですが、ホームページの最終的な目標のことを、マーケティング用語では「コンバージョン」と呼びます。
「問い合わせ」もコンバージョンの一つであり、他には、商品の購入、問い合わせ、資料請求、メルマガ登録、見積もり依頼、初回お試しなどがあります。
そして、アクセス数に対してコンバージョンを達成した割合をコンバージョン率と呼びます。
コンバージョン率は、ここでいう成約率と同じ意味です
よく出てくる単語なので、この機会に覚えておくといいと思います。
詳しくはホームページの成約率(コンバージョン率)を高める11の方法に書きました。
(1)質の高いアクセス数を増やすには
まずはホームページのアクセス数を増やすことから考えていきましょう。
その前に、アクセス数を増やすといっても、ただ数が増えればいいというものではありません。
単純にアクセス数を増やすだけなら、極端な話、エロ動画でも配信すれば簡単に増やせます。
しかし、それでは意味がありませんよね。
肝心なのは、あなたの商品を購入してくれる可能性のある見込み客を沢山集めることです。
つまり、アクセス数を増やすとは、正確に言えば「質の高いアクセス数を増やす」ことです。
それを踏まえて、次に進みましょう。
ホームページのへの流入経路は99%以上は、1.検索エンジン、2.SNS、3.PPC広告のいずれかです。
純に見ていきましょう。
検索エンジンからのアクセスを増やす
検索エンジンからのアクセスを増やすには、SEO対策が求められます。
SEOとはSerch Enging Optimizatioの略で、検索エンジン対策と訳されます。
SNSからのアクセスを増やす
フェイスブック、インスタグラム、ツイッター、リンクトインなど、SNS経由のアクセスも近年は割合が増えています。
SNS経由のアクセスを増やすには、地道にフォロワーを増やすだけでなく意図的に「バズらせる」ことが必要です。
PPC広告からのアクセス
SEO対策やSNSが、時間と労力をかけても結果をコントロールするのが難しいのに対して、PPC広告を使えば、狙ったターゲットを自在に集めることができます。
ただし、もちろんお金がかかるのが最大のネックです。
お金がかかることに抵抗感を示す経営者の方は少なくありませんが、ビジネスをスピーディに拡大したいのであれば、上手に活用するべき流入経路です。