あなたの商品安すぎかも?
今の時期に、食品スーパーに行くと、
大晦日と正月の準備をする買い物客で
ごった返していて、ものすごい活気に圧倒されます。
お店側も、一年で一番売れる時期なので、必死です。
お正月向けの食料品は、「高いもの」からバンバン売れていくという特徴があります。
これは、せっかくお正月に並べる料理なのだから、安物なんか欲しくないと思うお客さんが多いからなんです。
家族や親戚が久しぶりに集まったときに新鮮で美味しいお刺身や、脂が乗った和牛を
ふるまって、みんなでニコニコしたいわけです。
お父さんだって、いつもは発泡酒で節約していてもお正月ぐらいは、ビールと
日本酒を飲みながら、良い正月だなあなんて、つぶやきたいのです。
さて、この話は正月の食品スーパーに限りません。
業種を問わず、
「安いことが売れない理由になる」
ことがあり得ます。
例えば、
「婚約指輪」
「お世話になった人への贈り物」
「彼女の誕生日に開けるワイン」
「初孫にあげる毛布」
なんていう商品は、「安さ」が
売れない理由になる商品の典型です。
これを知っていると知らないとでは、値段の付け方、商品の見せ方がまったく違います。
あなたの商売では、「安さ」を嫌うお客さんはいないでしょうか。
もしそんなお客さんが現れたとき、値段が高くて質の良い商品を提案できるでしょうか?
ぜひ考えてみてください。